16年度福祉学習会資料


目   次

視覚障害者が給付対象となる日常生活用具の一覧
点字図書給付事業
補装具給付事業
障害者情報バリアフリー化支援事業
相談窓口
音声による電話ナビゲーションシステム
点字ニュース即時提供システムについて
ないーぶネットについて
日本点字図書館の蔵書の検索
録音図書ネットワーク配信システム「びぶりおネット」

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  ◎視覚障害者が給付対象となる日常生活用具の一覧
この表は、厚生労働省からの通知「重度身体障害者に対する日常生活 用具の給付及び貸与について」の別表のうち、視覚障害者に給付されるものを抜粋したもので、平成16年4月1日時点のものです。      また、和歌山市役所の福祉課に問合せをし、一部加筆しました。

 1. 視覚障害者用ポータブルレコーダー  視覚障害2級以上      対応年数6年
音声等により操作ボタンが知覚又は認識でき、かつ、DAISY方式による録音並びに当該方式により記録された図書の再生が可能な製品であって、視覚障害者が容易に使用し得るもの。             また、従来のテープレコーダについても給付可能。

 2. 盲人用時計  視覚障害2級以上  対応年数10年
視覚障害者が容易に使用し得るもの。なお、音声時計は、手指の触覚に障害がある等のため触読式時計の使用が困難な者を原則とする。

 3. 点字タイプライター  視覚障害2級以上  対応年数5年
(本人が就労もしくは就学しているか又は就学が見込まれる者に限る)
視覚障害者が容易に使用し得るもの。

 4. 電磁調理器  視覚障害2級以上  対応年数6年
(盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯)
視覚障害者が容易に使用し得るもの。

 5. 盲人用体温計(音声式)  視覚障害2級以上  対応年数5年
(盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯
視覚障害者が容易に使用し得るもの。

 6. 点字図書  主に、情報の入手を点字によっている視覚障害者  (対応年数なし)  点字により作成された図書

 7. 盲人用体重計  視覚障害2級以上  対応年数5年
(盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯)
視覚障害者が容易に使用し得るもの。

 8. 視覚障害者用拡大読書器  視覚障害者であって、本装置により文字等を読むことが可能になる者  対応年数8年
画像入力装置を読みたいもの(印刷物等)の上に置くことで、簡単に拡大された画像(文字等)をモニターに映し出せるもの。

 9. 歩行時間延長信号機用小型送信機  視覚障害2級以上  対    応年数10年
視覚障害者が容易に使用し得るもの。

10. 点字ディスプレイ  視覚障害及び聴覚障害の重度重複障害者(原則として視覚障害2級かつ聴覚障害2級)の身体障害者であって、必要と認められる者  対応年数6年
文字等のコンピュータの画面情報を点字等により示すことのできるもの。

11. 視覚障害者用活字文書読上げ装置(スピーチオ)
    視覚障害 2級以上

 注:すでに給付を受けている種目と同じ種目に属する用具の再交付については、耐用年数の欄に書かれている期間を経過していない場合は、原則として給付対象外となります。
ただし、修理不可能などにより用具の使用が困難となった場合は、耐用年数を経過していない場合でも給付が受けられる可能性があります。
視覚障害者用ポータブルレコーダーについて、すでに盲人用テープレコーダの給付を受けている人は、その給付日から2年以上経過していない場合、原則として給付対象外となります。
また、次の品目は給付対象種目から廃止されました。
   盲人用電卓  タイムスイッチ  盲人用料理秤

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  ◎点字図書給付事業

点字の本が墨字の本の価格で購入できる価格差補償制度は、平成4年2月に実現しました。
この制度が適用されるのは、「主に情報の入手を点字によっている視覚障害者」とされており、障害等級などの制限は設けられていません。
対象となる出版施設は、昨年の時点で27施設です。
対象点字図書は、「月刊や週刊等で発行される雑誌を除く点字図書とする」とされており、指定出版施設が発行する単行本が対象になります。
なお、いくつかの自治体が点字雑誌についても補償をしています。
給付の限度は、一人につき、点字図書で年間6タイトル、又は、24巻を限度とする。(但し、辞書等一括して購入しなければならないものを除く。)」とされており、辞書類については、たとえ巻数が多くても単年度で購入可能とされました。辞書を何巻分と見なすかについては統一されておらず、「4巻と見なす」「利用状況を勘案して適宜判断する」等と、市区町村によって大きく異なっています。
自己負担額は、墨字本(原本)の価格分については自己負担しなければなりません。ただし、点字出版物は、独自に著作・抜粋したり、あるいは原本は絶版になっているものなども多く、これらについては、点字本価格と原本価格の比率を勘案して、便宜上、点字本価格の5分の1として算定されています。
手続きの概略は以下のとおりです。
 1 利用者は在住の市区町村(福祉事務所等)へ登録し、市区町村は台  帳に記載する。
 2 利用者は各出版施設に必要な本の「点字図書発行証明書」の発行を  依頼する。
 3 各出版施設は「発行証明書」を発行し利用者に送る。
 4 利用者はそれを市区町村(福祉事務所等)に持参する(送る)。
 5 市区町村は「発行証明書」に証明をして利用者に渡す(送る)。
 6 利用者は「発行証明書」と自己負担分を各出版施設に送って申し込  む。
 7 各出版施設は点字図書を利用者に送る。
 8 各出版施設は差額を市区町村に請求する。
  なお、「発行証明書」は年度をまたがらないことを原則としていま  すので、ご注意ください。

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  ◎補装具給付事業

補装具は、身体障害者の職業その他日常生活の能率の向上を図ること (障害児にあっては将来社会人として独立自活するための素地の育成・助長)を目的としているので、 障害者の方の身体の状況、性別、年齢、生活環境、職業、就労等を考慮して交付することになっています。

 補装具の種類(視覚障害者に給付されるもの)
下記の用具について等級に関係なく交付・修理を受けることができます。
(1)盲人安全つえ  一般には「白杖」(はくじょう)と呼ばれてい   ます。
(2)義眼
(3)眼鏡  申請者の目の障害によって、色眼鏡・矯正眼鏡・遮光眼   鏡・弱視眼鏡・コンタクトレンズが交付されます。
(4)点字器  点字を使用している人およびこれから点字を学ぼうと   している視覚障害者に交付されます

補装具の交付数は、原則として1種目について1個です。
補装具はその種類によって、総合福祉相談所の判定を要するものがあります。
他制度(例えば医療保険、介護保険、労災等)で補装具の給付を受けることができる場合は他制度が優先されます。
世帯の所得税額に応じた負担が必要です。

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  ◎障害者情報バリアフリー化支援事業

この事業は、視覚または上肢に重度の障害のある方が、パソコンを使用するのにどうしても必要となる画面音声化ソフトなどのアプリケーションソフトや大型キーボードなどの入力サポート機器の購入費を助成する制度です、パソコン本体の購入費及び機器等の購入後は助成できませんのでご注意下さい。
申請のできる方
身体障害者手帳に視覚障害または上肢機能障害の1級若しくは2級の記載のある方
アプリケーションソフトや入力サポート機器を使用しなければパソコンの操作が困難な方
過去に本事業の助成を受けていない方
前年の所得税課税所得金額が特別障害者手当の所得制限限度額を超えない方
申請から助成の流れ
 1. 申請  機器等の購入前に申請して下さい
 2. 審査  申請内容を確認するため電話等で連絡することがあり    ます。  
 3. 助成決定  交付決定後に機器等を購入して下さい。
 4. 助成金請求  交付決定通知書に同封される請求書により請求    して下さい。   
 5. 助成金交付
  申請に必要な書類
    1. 身体障害者手帳の写し
    2. 機器を購入し使用する方の住民票(または登録原票記載       事項証明書)
       ・扶養義務者の方が申請する場合は、その扶養義務者の        住民票も添付すること
    3. 見積書(申請書裏面の見積欄に記入、もしくは、業者の       私製の見積書を添付してください。)
    4. 前年の所得税課税、所得金額を確認できる書類(源泉徴       収書、市町村民税課税証明書など) 扶養義務者の方が       申請する場合は、その扶養義務者の方の前年の所得税課       税・所得金額を確認できる書類
助成額  
助成額は、機器等の購入に要した費用の3分の2以内です。
ただし、10万円が限度です。
対象となるアプリケーションソフトや入力サポート機器の例(視覚障害のある方)
アプリケーションソフト:画面音声化ソフト、画面拡大ソフト、視覚障            害者用ワープロ等

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  ◎相談窓口

 1. 和歌山市 福祉事務所 障害福祉課(市役所内)
    和歌山市七番丁23
    TEL 073−435−1060
    FAX 073−431−2840
身体障害や知的発達障害を持つ人たちやその家族等からいろいろな相談を受けたり,必要な援助,措置などを行う窓口です。たとえば身体障害手帳の交付を受けたいとか,義肢や車椅子が必要なとき,施設に入所したいとき又は日常生活や社会活動を行ううえで困っている場合は,いつでも相談できます。
 2. 和歌山県子ども・障害者相談センター
    和歌山市毛見1437−218
    TEL 073−445−5311 
    FAX 073−446−0036
身体障害や知的発達障害を持つ人たちやその家族等からの相談に基づき,医学的,心理学的な相談・判定・指導を実施する専門機関です。たとえば,施設入所,更生医療,補装具などの給付決定を行っています。
 3. 和歌山公共職業安定所
    和歌山市美園町5−4−7
    TEL 073−425−8609
    FAX 073−432−8609
障害者の就職や採用についての相談は,公共職業安定所で受け付けています。担当の専門官が配置されていて,就職の斡旋から就職後のアフターケアまで一貫したサービスを実施しています。
 4. 地域障害者職業センター
    和歌山市太田130−3
    TEL 073−472−3233 
    FAX 073−474−3069
障害者に対しては,職業能力の評価をはじめ障害の種類・程度に応じた職業相談・指導,さらには就職後のアフターケアに至るまでを,また事業主に対しては,職業管理,作業施設の改善に関する相談・助言などを総合的に実施しています。

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  ◎音声による電話ナビゲーションシステム

日本盲人会連合本部に置かれたサーバから、ニュース情報などを全国58カ所の地方実施機関に設置された音声情報サーバに自動登録し、ユーザーは、この音声版電話ナビゲーションシステムを利用し、自宅の電話や携帯電話を含む国内外の電話から情報を入手することができます。
提供されるニュースは、日盲連が独自に作成するものと、日本経済新聞社から提供されるものの2種類で、読み上げ音声は、肉声と合成音声です。
  和歌山でのサービスは、県身障連盟内の電話
    073−421−6415 6416

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  ◎点字ニュース即時提供システムについて

日本盲人会連合が厚生労働省からの委託を受けて発行している「点字JBニュース」が、平成15年9月1日からインターネットから閲覧できるようになりました。
また、メールマガジンの配信を受けると、その日に発行されたニュースが自分のメールアドレスに届くようになります。
本システムの利用対象者は全国の視覚障害者、およびそれに関連する方々で、利用を希望される方は、登録が必要です。
なお、登録については通信費以外の費用はかかりません。
  問合せ先「点字ニュース即時提供システム」のページ
     http://www.jbnews.or.jp/
  日本盲人会連合ホームページ
     http://www.normanet.ne.jp/~nichimo/

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  ◎ないーぶネットについて

「ないーぶネット」は、点字図書館などの全国組織である「全国視覚障害者情報提供施設協会」が運営する視覚障害者情報ネットワークで、約150の施設や団体が加盟しています。
「ないーぶネット」はインターネットを通じて利用でき、全国で約2500人の視覚障害者の個人会員も利用しています。
音声などでも分かりやすいホームページから、膨大な点字・録音書誌情報の検索をはじめ、5万タイトルに及ぶ点字データを保有しており、全国どこからでもダウンロードできます。
また、「オンラインリクエスト」を利用すると、簡単な操作で自宅から点字図書や録音図書の貸し出しを図書館に依頼できます。
  お問い合わせ・お申し込み 「ないーぶネット」事務局
社会福祉法人日本ライトハウス 盲人情報文化センター内
  〒550-0002 大阪市西区江戸堀 1-13-2
        専用電話・FAX兼:06-6784-3244
また、県身体障害者総合福祉会館内の和歌山点字図書館でも、登録手続きを代行してもらえます。
  〒640-8034 和歌山市駿河町35番地 
        Tel073−423−2665
        Fax073−428−0515
メールアドレス wakaten@msj.biglobe.ne.jp

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  ◎日本点字図書館の蔵書の検索

タイトルと著者名から日本点字図書館の蔵書の検索ができます。
検索結果はタイトルの五十音順に並んでおり、資料詳細表示画面で資料の予約ができます。
予約をするには、利用登録とパスワード登録が必要になりますので、電話または来館にて、あらかじめご登録ください。
  お問い合わせ先
    日本点字図書館 図書情報課
        電話 03−3209−0241(代表)
    ホームページ http://www.nittento.or.jp/

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  ◎録音図書ネットワーク配信システム「びぶりおネット」

「録音図書ネットワーク配信システム」は、日本点字図書館と日本ライトハウス盲人情報文化センターが、インターネットの仕組みとパソコンを使って、全国の利用者が、東京及び大阪に設置されたコンテンツサーバ内のデジタル化された録音図書を自由に利用することができるもので、いつでも必要なときに読みたい図書を利用することができます。
利用者が、自宅のパソコンの簡単な操作で、希望の録音図書を自由に検索し、内容を聴くことができ、図書館蔵書や必要な情報を、24時間いつでも素早く利用することができます。
図書検索から、再生「聴く」という操作の全てを音声で案内することで、視覚障害者が戸惑うことなく操作可能で、DAISY図書再生機を使った利用と同等の機能があります。
利用するには、 ・再生ソフトの購入代金 8,000円と、年間サポート料金1,000円、また、接続環境として、通信速度1Mbps以上のブロードバンド回線が必要です。
問い合わせ先 社会福祉法人 日本ライトハウス盲人情報文化センター
       〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
        電話:06-6441-0015  
        fax :06-6441-0039 
HBD00035@nifty.ne.jp


資料製作:和歌山市視覚障害者福祉協会
                     h16.07.11



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