和視協からのお知らせ090812



                    平成21年 8月12日
 理事・監事各位

                    和歌山市視覚障害者福祉協会
                    会長  畠中 常男

       和視協からのお知らせ

 今年も早いもので、季節の上ではもう秋。 とは言え蒸し暑い毎日が続いておりますが、皆様方には、ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 さて、9月13日の県身連福祉大会への参加の件ですが、未だ市身連より詳細な日程表が届いておりません。 つきましては後日、ご参加の方々へ直接お知らせすることといたします。
 今回も会員の方々へのご周知と、ご協力を下さいますようお願い申し上げます。


     1  盲人用信号機設置希望調査について

 いささか急な話で恐縮ではありますが、県視協より、盲人用信号機設置希望調査についての依頼文が届いております。 尚、提出期日が8月17日迄となっておりますので、@交差点名 A所在地 Bその理由 C出来れば現地の地図を添えて、畠中までご連絡下さい。
 畠中 常男  電話472−7872 和歌山市神前285−16


     2  平成21年度 和視協社会見学
        並びに文芸大会について

 今年の社会見学・文芸大会は、福祉バスを利用して、「安珍・清姫」で全国にも名高い、日高郡日高川町にある「道成寺」へのツアーです。
 道成寺では、案内人による説明や、有名な「絵とき説法」を聞くことが出来ます。
 また、文芸好きの方々には、当日、俳句・川柳の作句を楽しんでいただきます。 是非、多くご参加下さいますようお願いいたします。
 尚、拝観料の支払いに障害者手帳を用いますので、各自ご持参下さい。

     実施要項

実施日 平成21年9月27日(日)
参加費 ひとり 1,500円 (拝観料・昼食代含む)
定 員 32名
申し込み 8月末日までに、畠中までお申し込み下さい。
 畠中 常男  電話472−7872 和歌山市神前285−16
*尚、定員になり次第、受付を閉め切ります。

     当日の日程

      平成21年9月27日(日)
09:40 和歌山市ふれ愛センター前集合
10:00 同出発
10:50 道成寺着
11:00 見学開始
12:30 昼食所に移動し、昼食・買い物 (道成寺・雲水)
14:00 現地出発
15:00 和歌山着 解散


     3  平成21年度・市身連第1回教育講座

 今年の市身連第1回教育講座は、秋深き紅葉の高野山を見学することとなりました。 連盟全体でバス2台、80名のツアーとなりますので、早めのお申し込みをお願い致します。

実施日  平成21年10月25日(日)
行き先  高野山
定 員  当会への割り当て人員は25名程度
参加費  ひとり 3,000円 (昼食代含む)
申し込み 9月25日までに、畠中までお願いします。
 畠中 常男  電話472−7872 和歌山市神前285−16

      当日の日程

08:00 和歌山市役所北玄関前発
10:00 高野山奥の院着 参拝
11:50 同発
12:00 レストラン楊柳(ようりゅう)着 昼食
13:00 同発
13:10 特産品売り場着 買い物
14:00 同発
14:10 金剛峰寺(こんごうぶじ)着 見学
15:10 同発
15:20 壇上伽藍(だんじょうがらん)着 見学
16:20 同発
18:20 和歌山着(予定)
*高野山到着後 ガイド説明あり


     4  今年の県・市への要望事項

 今年度、和視協から県・市当局に対し、以下の要望事項を提出しました。 尚、県との話し合いは8月27日に開催され、畠中が出席します。 また、市との話し合いは、8月28日に行われ、執行部が出席します。
 以下、それぞれの要望事項につき記します。

     県当局への要望事項

     1 多くの視覚障害者が従事する理療業についてのお願い

 @無資格医業類似行為者の取り締まりを徹底してください。
 A柔道整復師による保険不正請求を厳しく点検し療養費を健全化してください。
 Bハローワークにおいて、無免許・無資格・無届け業者から出された求人票は受理しないようにしてください。
 C就労・就業支援のためのガイドヘルパーやヒューマンアシスタント制度が、あはき開業者にも適用できるよう制度改善してください。
 D視覚障害者あはき業者の資質向上と、雇用確保安定のための施策を拡充してください。また、卒後支援のための制度化や予算化を進めてください。

     2 障害者自立支援法に関するお願い


 @ガイドヘルパーの利用可能要件の拡大と、通院時におけるガイドヘルパー利用を可能にしてください。
 A視覚障害者または家族が入院した際には、ホームヘルパーが利用できるよう配慮してください。
 B視覚障害者の移動支援サービスについては、現行の時間制限枠を改善してください。 また、代筆・代読サービスをコミュニケーション支援事業に位置付け、移動支援者にもできるようにしてください。
 C障害者自立支援法における障害支援区分の判定にあたっては、視覚障害の特性を充分に考慮してください。

     3 その他のお願い


 @大災害時の避難場所は障害別に確保し、適切に支援が受けられるようにしてください。
 A金融機関のATMの利用がもっと利用しやすいようにし、窓口での行員による代筆・代読、本人確認が身体障害者手帳の提示で認められるようにしてください。
 Bエスコートゾーンを横断歩道に必須と位置づけ、音響式信号機と併せて普及させてください。
 C音声誘導支援システムの設置箇所を拡充し、視覚障害者が安心して歩ける完全バリアフリー街づくりを進めてください。

     市当局への要望事項

 1 ガイドヘルパー・ホームヘルパーの利用可能要件の拡大をお願いします

 @視覚障害者移動支援サービスの現行時間制限枠を改善して下さい
 A通院時におけるガイドヘルパーの利用と、障害者または家族が入院した際には、ホームヘルパーが利用できるよう配慮をお願いします
 B障害状況が一定していれば、65歳以降も自立支援法によるサービスを受けられるよう改善して下さい
 C視覚障害者に対する代筆・代読サービスを、聴覚障害者に対する手話通訳同様コミュニケーション支援事業として実施して下さい

 2 視覚障害者にとって、交通量が多く、且つ道幅の広い交差点の横断は、たいへん危険であり不安です。 エスコートゾーンを横断歩道に必須と位置づけ、音響式信号機と併せて普及させてください。

 3 タクシー券の枚数の増加をお願いします
 日常生活において買いものや通院、また、ちょっとした所用にも車は市民の欠くことの出来ない交通手段となり、そう言った多くのニーズを満たす街作りの結果、公共交通機関や徒歩での移動がますます困難になっております。 自ら車を運転できない私たち視覚障害者にとって、タクシーは欠くことのできない日常の交通手段です。
 ついては以下の2点を改善下さい。

 @年24枚交付されているタクシー券の増枚をお願いします。
 A現在1枚500円となっているタクシー券の額面を、制度発足当時の初乗り料金と同額に引き上げて下さい。






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