和視協からのお知らせ110831



                    平成23年 8月31日
 理事・監事各位
                    和歌山市視覚障害者福祉協会
                    会長  畠中 常男

        和視協からのお知らせ

 残暑の中にも、朝夕には秋が感じられる今日この頃、皆様方にはお元気にてご活躍のこととお慶び申し上げます。平素は、当会の活動に対し、ひとかたならぬご理解とご尽力を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、今回は去る28日に開催いたしました、和視協23年度第2回理事会のご報告と、来る9月25日に開催予定の、福祉学習会についてお知らせいたします。会員の方々へのご周知と、多くの皆様方のご参加をお願い申し上げます。


     1  和視協 福祉学習会のご案内

 平成23年度の福祉学習会を、以下の要項にて実施いたします。 会員の方はもちろん、ご家族やご友人など、お誘い併せて多くご参加下さい。

        実施要項

日時  平成23年9月25日 日曜日
    午後1時 受付   1時30分 開会
場所  和歌山市ふれ愛センター 3階研修室(2)
内容  「大地震など」災害そのときのために
    〜 正しい防災知識を身につけましょう 〜
講師  和歌山市 市長公室 危機管理部 総合防災課

 当日、点字と墨字のテキストを会場にて配布いたします。また、会場整理とテキスト準備の都合上、参加を希望される方は、9月20日までに、和視協執行部までご連絡下さい。



     2  和視協平成23年度 第2回理事会 報告書

日時  平成23年8月28日(日) 午後 1時30分より
場所  和歌山市ふれ愛センター 3階 会議室2
     欠席者  理事 唐門一馬 山崎昇平  監事 松下淳二
     代理出席 畠中志津子(女性部)


     第1号議案 報告 これまでの行事

        和視協の行事
6月 5日  和視協点字教室 ふれ愛センター
      講師:盲学校松下美和子氏  参加者:32名

7月 3日  和視協教養講座 ふれ愛センター
      講師:川常物産専務他  参加者:37名

        女性部の行事
5月15日  和視協女性部 童謡を歌う集い
      海南市保健福祉センター
6月19日  和視協女性部 体操教室 ふれ愛センター
7月24日  和視協女性部 料理教室 ふれ愛センター
8月21日  和視協女性部 解説付き映画鑑賞会 ふれ愛センター

        関連団体の行事
4月27日  県身連第1回会館耐震問題委員会 県総福
4月29日  県視協部会委員会 県総福
5月 8日  市身連福祉大会 京都府立植物園他
5月19日  市身連理事会 ふれ愛センター
5月21日  県身連評議員会・理事会 県総福
6月18日  県身連理事会 県総福 役員改選 会長に吉田氏
7月 5日  県身体障害者社会参加推進協議会 県総福
7月11日  県身連 第2回会館耐震問題検討委員会 県総福
      県視協三役会 同 
7月26日  第1回市身連創立60周年記念式典準備委員会
      ふれ愛センター 平成24年10月21日開催予定
8月 2日  市身連第2回理事会 ふれ愛センター
8月 7日  鍼灸の日街頭キャンペーン 業界との共同活動
      県視協点字講習会 県総福


     第2号議案 平成23年度後期の事業

        和視協の行事
9月25日  和視協 福祉学習会 ふれ愛センター3階研修室2
      13時30分〜  大地震などの災害に向けての心構え
      講師:市防災課
11月 6日  和視協 社会見学 和歌山マリーナシティー
12月11日  和視協文化研修会 ふれ愛センター4階大小会議室
      13時30分〜
平成24年
1月15日  和視協 研修会 ふれ愛センター3階研修室2
      13時30分〜
2月 5日  和視協 第2回教養講座 ふれ愛センター3階研修室2
      13時30分〜
      和視協第3回執行部会 同所 15時〜
3月11日  和視協 執行部会・監査会 10時〜
      和視協第3回理事会 13時30分〜

        女性部の行事
9月 4日  食事交流会 ほうらい荘工事につき中止
10月 2日  手芸教室
12月25日  生け花教室・交流学習会
平成24年
1月22日  料理教室
2月12日  陶芸教室
3月 4日  総会・講演会

        関連団体の行事
8月30日  市身連 福祉対策協議会 ふれ愛センター
9月 1日  和歌山県障害者雇用支援月間街頭キャンペーン
      JR和歌山駅前
      県当局との話し合い ビック愛
9月11日  県身連 福祉大会 上富田町文化会館
10月30日  県視協 研修会 和歌山市
11月 2日  日身連 近畿ブロック福祉大会・相談員研修会 神戸市
11月20日  県視協 盲女性家庭生活訓練事業 新宮市
11月23日  市身連 第1回教育講座 神戸市方面
12月 4日  市身連理事会・親睦会 アバローム紀国
平成24年
1月    県身連 理事会 県総福
1月28〜29日(予定) 県身連 幹部研修会
2月19日  市身連 第2回教育講座
2月26日  県視協 第2回部会委員会 県総福
3月    県身連理事会・評議員会 県総福
3月27日  市身連理事会


     第3号議案 報告 県・市への要望事項他

別紙記載


     第4号議案  支援事業者へのアンケート実施結果

別紙記載


     第5号議案  一般提案

        ---------------

(別紙1)

     和視協より和歌山市福祉対策協議会への要望事項
   (紙面の関係にて、項目のみ掲載)

     1  安心して歩ける道路づくりを
 1.道幅の広い市内の主な交差点には、音響信号機とともに、必ずエスコートゾーンの設置をお願いします
 2.歩道や、生活道路の安全性を計られたい

     2 災害時における障害者の避難所の確保と充実を

     3  タクシー券の枚数を増やして下さい

---------------

     和視協より県当局との話し合いへの要望事項

     1 視覚障害者にも安心して歩ける町作りを
 1.音響信号機とともに、日中、低視力者でも視認しやすい横断歩道信号機の設置をお願いします。
 2.道幅の広い交差点には、音響信号機とともに、エスコートゾーンを整備して下さい。
 3.歩道の整備をお願いいたします

     2 県内に視覚障害者更生施設を設立して下さい。

     3 県内の障害者団体に対する補助・助成金の増額を
       お願いします。

     4 和歌山県独自の障害者権利条例の制定を望みます

       ---------------



(別紙2)

   和歌山市登録地域移動支援事業所調査結果報告

委員代表  北口 豊

     経 過

 22年度第2回和視協理事会の場で、事業所と契約したいのだが、なかなかうまく契約できないという会員の声を聞いて、登録事業所で移動支援を受けてくれる事業所がどれだけあるのか実態調査をしてみようということになり、そんな調査を我々でしても良いのかをまず市の担当に確認。担当課では随時電話でサービス内容の確認をしてみるとの返事だったけれど、その後、年度替わりなどで担当から期待した答えが聞けないまま23年度になり、第1回の理事会で調査委員会を立ち上げ、我々独自で活動を開始する。

 あらかじめ作成した質問項目を各会員に流し、追加意見や削除意見を募集するが、特筆すべき意見が無かったため、調査委員に、執行部から北口・能沢、女性部から寺本部長、理事の佐野・郡の5名を選出し、5月4日に第1回の委員会を開き、以下の16項目の質問アンケートを練り直し、5月15日に登録101事業所宛に返信用切手を貼った封筒を同封して発送。返信締め切りを6月15日とし、帰ってきたのが45事業所(内2事業所からは無回答)、その後、7月3日に第2回目の調査委員会を開き、集計方法や礼状・ホームページへの載方法などを検討し、7月20日付で回答をもらった事業所に対し礼状を発送。能沢・北口が随時回答の集計作業を行い、ホームページに掲載準備完了。

     集計の結果

 45事業所の内、移動支援サービスをしていないのが5事業所、積極的に受けていないというのが半数以上、比較的受け入れてくれているのが10事業所ほど、ということから、

1. 本市には我々視覚障害者の外出を支援して頂ける事業所が案外少ないこと。

2. その理由は、ヘルパーの人員不足を理由にした、「視覚障害者の移動支援は、身体介護を伴わない」という制度による単価の低さによる事業所の運営上の問題点が背景にあることが改めて明らかになる。
 従って、契約希望者が事業所の担当者と面談して、受給者証を提示した時点でその後断られる場合の事実の多いのは無理はない現状が判明。

 ただ、今年10月より新たに開始されるという「同行援護」という新しい国の制度では時間当たりの単価も若干ではあるが高くなるようです。ただその制度を導入するには、将来的にはヘルパーの資質の向上が条件になるような動きでもあります。

 また、視覚障害者のガイドのノーハウについての講習会も私どもの上部団体である日本盲人会連合の主催で、和歌山県からも受講料の一部補助のある講習会が年に1度開催されているので、事業所には積極的にそんな情報を流していく必要性を感じる。

 また、今後定期的に同調査を行うかどうかも検討していきたい。
 なお、集計結果のまとめについては、希望する会員に配布するので、執行部まで申し出てほしい。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−






和視協からのお知らせINDEXへ戻る

トップページへ