和視協からのお知らせ140510



平成26年 5月10日
 理事・監事各位

和歌山市視覚障害者福祉協会
会長  畠中 常男


和視協からのお知らせ

立夏を迎え、初夏の気配が感じられる爽やかな季節となりました。
会員の皆様にはご健勝にてお過ごしのこととご拝察申し上げます。
本年度最初の「和視協からのお知らせ」となります。
本年度も、従前に増しましてのご協力、宜しくお願い申し上げます。
さて、今回も以下の事柄につき、会員の皆様方にご周知・ご協力下さいますよう、よろしくお願いいたします。


     1  平成26年度和視協点字教室
     (第1回和視協ビブリオバトル お試し大会)開催のご案内

担当:北口豊

 皆さんこんにちは、ゴールデンウイークは如何お過ごしでしたか?
 さて、今年は点字教室の企画担当となりました。 これまで点字に関する講演会や点字競技会のようなものを企画してきましたが、この企画はどうしても点字に携わる会員にしかご興味を持っていただけず、したがって自然参加者も少ない傾向にあります。 そこで、弱視者会員も含め、また、同行してくれるヘルパーさんやご家族の方々参加者全員が楽しめる企画は無いものかと思案した結果表題のような企画を思いつきました。
 この「ビブリオバトル」とはあまり聞き慣れない言葉で、ご存じない方も多いので、まずその説明をしましょう。
 これは、日本語に直せば「知的書評合戦」と言われるもので、2007年に京都大学の教授が始めた、遊び感覚の流行の言葉を借りれば、企画案や商談の見積書などを会議で検討する、そう、ちょっと前にオリンピック招致で話題になった「プレゼンテーション」みたいなものということになるでしょうか。 今までに読んだ本を取り上げそれについての内容や自分の感想・作家への思い入れなどを聴衆の前で発表し、後で聴衆からの質問に発表者が答える自由な討論の時間を取り、準備した数人のプレゼンが終わってから、聴衆から誰の発表が興味深かったかを投票してもらい順位を決するもの。(ここが「合戦」と言われる所以です)。
 最近我々の中にもサピエからダウンロードしたり図書館を通じてデイジー図書を聞いたり、いろんな本を読める手段が増え、読書ファンも増えてきているように思います。 少し「点字教室」という企画にはそぐわないかも知れませんが、我々にとっては「点字」=「本」ですからそれほどかけ離れた企画ではないと思います。 そこで、本来の「ビブリオバトル」は、基本的には本を題材にするものですが、そうすると本に興味の無い人にはおもしろくないものになりますし、発表者がどれだけいるかも分かりませんのでもっとテーマ(間口)を広げ、最近見た印象に残った映画やテレビドラマ、最近買った鞄が使いやすくて気に入ってるのでとか、スマホを手に入れて便利に使えてるなどなど、本だけに捕らわれずに皆の前で紹介していただき、その発表に関しての聴衆を交えての全員参加型の企画です。
 少し回りくどい説明でしたがご理解していただけたでしょうか。
 ということで、その発表者が無ければ成り立たない企画です。
どうか奮って我こそはと思うかたは手を上げて下さい。 もちろん、発表者には参加賞、後の投票次第で上位 3名に賞品をと考えています。 以下に要項を記載します。

     第1回和視協ビブリオバトル お試し大会開催要項

日 時:平成26年 6月 1日(日) 13:30〜
場 所:市ふれ愛センター  3階 研修室 2
内 容:ビブリオバトル お試し大会

プレゼンテーター(発表者)募集について:好きな本はもちろん、映画やテレビドラマ・自分の気に入っている家電や持ち物を皆さんの前で紹介してみようと思う方は 5月25日までに北口まで申し出て下さい

申込先: 北口 豊  電話445-6851

     主なルール:
 @ ひとり 5分間で好きな本や映画・ドラマ・自分のお気に入りグッズなどについての意見を発表する。
 A 残り 5分間でその発表について聴衆と自由に討論をする。
 B プレゼンテーター全員の発表が終わってから誰の発表が印象に残ったかを聴衆がひとり 1票として投票して順位を決める。
 C 発表者には参加賞、投票の結果上位 3名に賞品を授与する。

※なお、聴衆は発表を聴いてどんな質問をしてやろうかと考えてもらうのもおもしろいでしょう。

 以上、なにぶん初めての企画で、成功するか企画倒れになるかは皆さんのご協力次第です。どうぞよろしくお願いします。


     2  連絡事項数点

 その1  毎日放送ラジオ点字版番組表の送付について
点字毎日製作による、標記の番組表2014年 4月から 9月までのものを、点字をお使いの会員宛に送付しました。

 その2  新しい役員について
 @ 去る 4月20日の理事会において、当会書記に坂井勉さん、会計に能澤義和さんが選任されました。
 A 同日午後に行われた、和歌山市身体障害者連盟代議員会において、連盟会長に、畠中常男が再任されました。 また、副会長には馬場正義さん(聴覚)と、阪本勇さん(肢体)が、それぞれ選ばれました。
 B  4月27日に開催された、和歌山県視覚障害者福祉協会、第 1回部会委員会において、会長に渋田年男さん、副会長に北口豊さん、書記に幸前勇さんが選任されました。

 その3  馬場さんに旭日双光章
この度の春の叙勲において、和歌山市身体障害者連盟副会長、元県身連副会長・元和歌山県聴覚障害者協会会長の馬場正義さんが、各分野で顕著な功績を上げた人に贈られる旭日双光章を受章されました。


     3  視覚障害者用日常生活用具の給付について

 本年 4月より、視覚障害者用日常生活用具として、地デジ対応ラジオが加わりました。
 また、点字ディスプレイに対する支給額が383,500円に増額されました。
 以下、視覚障害者用日常生活用具の給付品目について、市の資料を一部編集して掲載します。

      日常生活用具給付種目 平成26年4月現在

 以下、種目 (耐用年数) 基準価格 障害及び程度 備考の順 

@ 火災警報器 (8年) 15,500円 2級以上
身体障害者手帳2級以上で、火災発生の感知及び避難が著しく困難なもの(当該者の世帯が単身世帯及びこれに準ずる世帯である場合に限る) 火災警報器については2台交付できるものとする
 室内の火災を煙又は熱により感知し、音又は光を発し、警報ブザーで知らせ得るもの

A自動消火器 (8年) 28,700円 2級以上
室内温度の異常上昇又は炎接触で自動的に消火液を噴射し初期火災消火し得るもの

B電磁調理器 (6年) 41,000円 2級以上
盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯
障害者が容易に使用し得るもの

C歩行時間延長信号機用小型送信機 (10年) 7,000円 2級以上
原則として学齢児以上のもの 障害者が容易に使用し得るもの

D盲人用体温計(音声式) (5年) 9,000円 2級以上
原則として学齢児以上のもの(当該者の世帯が単身世帯及びこれに準ずる世帯である場合に限る) 障害者が容易に使用し得るもの

E盲人用体重計 (5年) 18,000円 2級以上
原則として学齢児以上のもの(当該者の世帯が単身世帯及びこれに準ずる世帯である場合に限る) 障害者が容易に使用し得るもの

F情報・通信支援用具 ( 5年) 100,000円 2級以上
周辺機器等とし本体は含まない 障害者が情報機器を使用するにあたり必要となる特殊な周辺機器やソフト

G点字ディスプレイ ( 6年) 383,500円 2級以上
視覚障害 2級以上の身体障害者で、必要と認められるもの 文字等のコンピューターの画面情報を点字等により示すことができるもの

H地デジ対応ラジオ ( 5年) 29,000円 2級以上
盲人のみの世帯 障害者が容易に使用し得るもの

I点字器 ( 7年) 10,400円 ※
触覚で識別できる凸点を組み合わせて構成される点字を打つための用具

J点字タイプライター ( 5年) 63,100円 2級以上
原則として就学もしくは就労しているか又は就労が見込まれるもの 障害者が容易に使用し得るもの

K視覚障害者用ポータブルレコーダー ( 6年) 録再機85,000円
 再生機35,000円 2級以上
原則として学齢児以上のもの 障害者が容易に使用し得るもの

L活字文書読上げ装置 ( 6年) 99,800円 2級以上
原則として学齢児以上のもの 文字情報と同一紙面状に記載された当該文字情報を暗号化した情報を読み取り、音声信号に変換して出力する機能を有するもので、視覚障害者が容易に使用し得るもの

M視覚障害者用 拡大読書器 ( 8年) 198,000円 ※
原則として学齢児以上のもの 画像入力装置を読みたいもの(印刷物等)の上に置くことで、簡単に拡大された画像(文字等)をモニターに映し出せるもの

N盲人用時計(10年) 触読式10,300円 音声表示式13,300円
  2級以上

O視覚障害者用ワードプロセッサー (共同利用)
和歌山市視覚障害者用ワードプロセッサー共同利用事業実施要綱による

P点字図書 和歌山市点字図書給付事業実施要綱による
点字により作成された図書

 等級の項に「*」の付いた種目については、該当する用具を用いることにより、日常生活が改善される場合に給付されるようです。
 また、白杖や遮光眼鏡などは補装具での扱いになります。
 日常生活用具等の申請手続きについての詳細は、和歌山市障害者支援課(電話 435-1060)にお問い合わせ下さい。


     4  女性部からのお知らせ

部長  坂井 法子

 ツツジや藤の花の美しい季節となりました、女性部の皆様お元気でお過ごしのことと存じます。
 3月の総会で部長に再選されました坂井です、新しく西中洋子さんが選ばれました、書記を担当してくださいます。
新役員一同がんばりますのでご協力よろしくお願いいたします。
 今回は、部員のかたよりご要望のありました 資生堂ビューティー講座のご案内です、多くの方のご参加をお待ちします。

     資生堂ビューティー講座
日 時  平成26年 6月22日(日)  13:30〜15:00
場 所  ふれ愛センター 2階視聴覚室
講 師  資生堂ビューティースタッフ
参加ご希望の方は、 5月31日までに最寄りの女性部役員にお申し込み下さい。
点字資料を資生堂で用意してくださいます、資料ご希望の方は参加申し込みの時にお伝え下さい。

     ご報告
平成26年度の和歌山市視覚障害者福祉協会女性部総会が、平成26年
3月 2日(日) ふれ愛センターにて開催されました。
 今年は役員改選が行われ、新役員は以下の4名に決まりました、
どうぞよろしくお願いいたします。

     新役員紹介
部 長 坂井法子   452-9818 和歌山市西庄302-14
副部長 寺本津規子  474ー1434 和歌山市岩橋1592-6
書 記 西中洋子   474-5708 和歌山市太田103-1
                 和歌山東団地41-1-4
会 計 畠中志津子  472-7872 和歌山市神前285-16


     5  センターだより原稿依頼について

 以下のとおり、県障害者社会参加推進センターから、同センターの機関誌への原稿投稿依頼が届いております。


      機関紙「センターだより」の原稿寄稿依頼について

和歌山県障害者社会参加推進センター
所長  中嶋 克幸(公印省略)

 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は、和歌山県障害者社会参加推進センターの運営、とりわけ機関紙「センターだより」の発行には格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。 次号第82号は 7月末発行の予定にしていますので、ご多忙のところ誠に恐縮ですが、下記により原稿をお寄せいただきますようお願い申し上げます。
 なお、来年10月に「紀の国わかやま大会」が開催されるに当たり、次号以降、本大会を目指して地域で頑張っておられる方々を取り上げたいと考えておりますので、該当の方がおられましたら、是非とも投稿いただきますようお願い申し上げます。



 1 原稿締切日  平成26年 6月20日(金)

 2 送付先  〒640-8034 和歌山市駿河町35番地
        和歌山県身体障害者総合福祉会館
        和歌山県身体障害者連盟

 3 その他
(1)地域の活動状況、総会開催・新役員の紹介や話題等を自由に寄稿いただきたく、また写真があれば併せて提供くださるようお願いします。原稿用紙・様式は、特に指定しません。
(2)大会日程等の関係で締切日に間に合わない場合は、大体の枠組みと寄稿可能日をお知らせくださるようお願いします。
(3)スペースの関係で、お送りいただいた原稿の縮小を、或いは提供写真の不掲載とさせていただく場合がありますので、その節はお許しください。

担当  和歌山県身体障害者連盟  事務局次長  谷脇 敬二
    和歌山県身体障害者総合福祉会館2F
    TEL  073-423-2665
    FAX  073-428-0515

 今回の和視協からのお知らせは以上です。






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